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大和郡山市 郡山駅前商店街

 ホームページ : なし
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 郡山駅前商店街はその名の通り近鉄郡山駅の駅前にある商店街である。商店街は、駅から西の柳町商店街へ続く部分と駅から線路と平行に南にのびる部分とがある。この南にのびる部分は、昔は“銀座通り”と呼ばれていた。


近鉄郡山駅
 人口約10万人の大和郡山市の玄関口である近鉄郡山駅は急行停車駅で乗降客数も相応に多い駅である。けれど駅舎は見ての通り昔のままである。
 この周辺には西友、バスターミナル、市役所などもある中心市街地であるが、再開発や整備が遅れており商店街も廃れるばかりである。
 城下町であるため狭い道路や一方通行などが多く道路環境に問題があるだけに、国道24・25号線や幹線道路にロードサイド店舗が大量に出来たこと、市内各地域に食品スーパーが多く出店したこと等が現状を招いた原因であるが、最大の原因は商店街全体および個々の商店の努力不足である。

近鉄郡山駅から柳町商店街へ

ゲートがある(西行き)

西友・バス停までは人通りは多い

西友大和郡山店

集合ビル

この辺りまでが郡山駅前商店街
 近鉄郡山駅から西友やバスターミナルまでで距離は短いが、郡山で最も人通りの多いところである。しかし、客数の多い店舗は啓林堂書店ぐらいで、これといった店舗はあまりない。商店街に入ってすぐ左に集合ビルもあるが店舗は少ない。

近鉄郡山駅から南へ(旧銀座通り)

駅前だが時代を感じる

閉まっている店舗が殆ど

左が線路沿いの飲食店

閉店した食品スーパー跡

人通りは少ない

 昔は銀座通りと呼ばれていた。ここの特徴は、旧遊郭・赤線のあった岡町へ続いていたため歓楽街的な通りであった。昔はパチンコ屋が数軒、映画館もあり飲み屋、飲食店などが多かった。特に線路沿いにある飲み屋や寿司屋は長屋風というかガード下というか独特の雰囲気があり、私が子供の頃は当時の若者が集まる通りであった。
 さて現在であるが写真を見て分かるように閉まっている店舗の方が多い。人通りも少なく閑散としているし、建物の多くは老朽化しており、通り全体が時代に取り残された感じである。
店舗紹介

靴下・衣料の『ケンちゃんくつした』

郡山名物の『コロッケのハヤシ』

和菓子の『杉屋』
 郡山駅前商店街にはこれといった店は少ない。この商店街で一押しは和菓子の『杉屋』である。私は子供の頃からここの田舎饅頭と草餅が大好きで、和菓子はいつもここで買っている。(進物などの時だけ有名なK屋)
 他では、駅前にある『ハヤシのコロッケ』、靴下・衣料の『ケンちゃん靴下』など。

昭和40年頃にタイムスリップ?


ひとこと

 
子供の頃は“街に出る”というのはこの近鉄郡山駅前に来るということであった。ここには
映画館がある、おもちゃ屋がある、外でご飯が食べられる、人がたくさんいる・・・まさに憧れの場所だった。それが今では、店は閉まっているし街並み・建物は薄汚れているし活気も無い。本当に悲しくなってしまう。
 大和郡山市は城下町であり観光資源もあるし、交通の利便性も良いだけに活性化は可能である。ただ、現状を招いたように、行政、商店街組合、商工会などに積極性やマスタープラン作成の能力も無く気概もないからであり、根本的に考え方を変えない限りだめである。
 私の地元であり、私なりの活性化プランはあるが、多分それを提案したところで関係者に聞く耳は無いだろう。結局は無駄骨になる可能性が高いのでここで記載することはやめておこう。


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