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奈良市 東向商店街

 ホームページ : http://www1.kcn.ne.jp/~hmstreet/
 関連HP : 社団法人奈良市商店街振興会
       
 東向商店街は、近鉄奈良駅から三条通りまでのアーケードのある商店街。この東向商店街は県下を代表する商店街であり、商店街の通行量(歩行者)も常に1・2位である。


近鉄奈良駅
 近鉄奈良駅は、端末駅であるにもかかわらず奈良県下で最大規模の乗降客数を誇る駅である。これは、奈良県の行政、商業、観光の中心地であり、通勤・通学、観光客の多くが利用するためである。
 通行量の多い商店街であるが、観光客が多いのも特徴で飲食店が多い。平日でも昼時となると県庁などの官公庁の職員などが食事に来る。また、観光地の商店街によくある昔ながらの物産品店もある。
 商店街にはこれと言った店は少なくて商店街としての魅力は乏しいが、何よりも立地に恵まれている商店街の代表であろう。

近鉄奈良駅側

三条通り側

観光客が目立つ

カラー舗装(誰も気付かない?)

人通りは多い

商店街の途中に親愛幼稚園がある



代表的な店舗

奈良漬の山崎屋本店

100円ショップのダイソー

墨彩画茶房 辨天(べんてん)

リフレッシュ生活館F・K(リサイクル)

 

奈良みやげの『福泉堂』

私の好きな珈琲店 『黄色いにんじん』

みかさ・甘党『ふる里』  
 

 東向商店街で有名な店舗は、奈良漬の山崎屋本店で奈良県の奈良漬屋では売上はトップだと思う。観光客の多くがここで買うようだ。他にこれといった店はないが、辨天(べんてん)や骨董品など古都奈良ならではの店が結構ある。
 東向商店街で規模の大きい店舗は100円ショップのダイソーであるが、ここは昔は衣料品店の桃屋だった、それがファッションのエルメになり、今はダイソーになった。
 この東向商店街には私の大好きな珈琲店がある。マクドナルドの左側の映画館(地下)のところにある『黄色いにんじん』という変わった名前の珈琲店であるが、店内には古い柱時計がたくさんあり独特の雰囲気がある。ここは珈琲が美味しいのは当然だが、珈琲にメザシが付いてくるのである。珈琲にメザシとは変な感じだがこれが実に合う。皆さんも試してください。注意点としては、この店は話声が大きくなるとマスターに、『出て行ってくれ!』と怒られので
小さな声で話さなくてはならない。

ひとこと

 
奈良は観光地で大仏をお参りに観光客が来るので、「何の努力もしなくても物が売れる」という意味で“大仏商法”と呼ばれる言葉があるが、現在でもこれが通用している商店街がこの東向商店街だと思う。何せ駅の乗降客数が多いし、行政関係の庁舎なども多く何もせずとも人が集まる場所にある。
 例えば、この商店街にあるオフィスビルだが、3Fで10坪の家賃&共益費が月額138600円、保証金が240万円である。大阪市内でもこれほど高いのは余程であろう。
 ただ、こういった環境・条件にあるため、どの店舗でもオーナーでも投資余力もあり、なおかつ回収可能なために新しいものに変わっていくため商店街の鮮度は良い。このように考えると、東向商店街は他の商店街とは同質視はできない。魅力は乏しくとも、これはこれで良いのかもしれない。
 あと、この東向商店街もしてホームページを開設しているが、もちいどのセンター街よりもアクセス数は多いものの累計で7500程度でしかない。デザイン・コンテンツも魅力に乏しく、もうちょっと工夫をして欲しいものである。


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