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斑鳩町 法隆寺駅北口商店街

 ホームページ : なし
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法隆寺駅北口商店街はJR法隆寺駅の北口の北側に位置する。商店街(通り)は2つあり、北口を出てすぐ左にあるモール型の商店街と北口から食品スーパーまねきやの前を過ぎて東西に走る従来型の商店街で構成されている。


JR法隆寺駅

 法隆寺は説明の必要がないであろう。玄関口となるJR法隆寺駅から法隆寺までは1キロメートル以上離れており、徒歩で15分くらいかかる。従来型の商店街は観光客数の多い法隆寺への参道型商店街をイメージしていたが、実際には物産品店などは皆無で他の小規模商店街と同様である。
 
JR法隆寺駅は観光客の乗降者数も多く、王寺〜奈良間にある大和小泉、郡山よりも乗降客数が多い駅である。また、大和郡山市西部から安堵町、法隆寺周辺までは宅地開発も多くあり人口増でマーケット規模も大きいが、大型GMSの空白地帯であるためか食品スーパーの競合が特徴的な地区である。


JR法隆寺駅北口

左右ともモール型店舗


 北口を出てすぐ左に曲がるとモール型の商店街になっている。核店舗としては、食品スーパーの万代である。ただ面積は80坪程度と小さい。このモールには、惣菜専門店、ベーカリーショップなど魅力的な店舗もあり買物客も平日の日中としてはかなり多かった。(幹線道路沿いにある万代が定休日だったことも要因)
 空き店舗もいくつかあったが数は少なく目立つような感じはない。また駐車場もあり駅前商店街としては良いモールと言えよう。

食品スーパーの万代がある

北側にある従来の商店街

まねきや(食品スーパー)

店舗は少ない

西側の幹線道路との交差点
 北口を出て直進すると左側に食品スーパーのまねきやがる。この店舗は破綻したやまかつの後にまねきやが出店した店舗である。この前を通り従来の商店街に出る。従来の商店街は通りの長さに対して店舗は少なく、商店街という感じはあまりしない。また通り抜けのルートなのか自動車の通行が結構多かった。
 法隆寺への経路になるため、観光客をターゲットにした参道型の商店街かなと思っていたが、物産品などの店舗は皆無である。
 この通りにある米・酒の販売のたが米酒店を紹介しておこう。ここの特徴は玄米をその場で精米できるし、精米済みの米でも精米したてを販売している。商品管理や品揃えも良く、産地銘柄なども信用して購入できる。米はこういうお店で買うべきであろう。残念なことは写真撮影など取材を断られたので詳しく紹介できないことである。
  たが米酒店
    所在地:〒636-0123 奈良県生駒郡斑鳩町興留7-2-7
    電話:0745-75-2564


旧いかるがデパート(寄合店舗)

万代(食品スーパー)
 左の写真は、古い寄合型店舗であった旧いかるがデパートあるが、現在は閉鎖されている。
 右の写真は、北側の従来型の商店街を西に行き国道との交差点を北に上がったところにできた食品スーパーの万代である。視察した日は営業していなかった。
     

ひとこと
 
従来型の商店街のあるところに新たにモール型の商業集積が出来たことが賑わいを維持している要因であろう。他の商店街であれば影響を受けるために出店に反対するケースである。ただ、従来の商店街は他の商店街同様に店舗数が少なくて点在している感じで魅力は乏しい。既存のままでの活性化は不可能であろう。
 JR大和小泉駅、JR郡山駅が駅舎改築と周辺整備が完了したが、JR法隆寺駅はまだであり今後になるのだろう。駅北口を大幅に整備し、大型集合店舗の建設と駐車場の整備を期待したい。また、観光客数の多い法隆寺・いかるがの里の玄関口として観光客対応の店舗や施設・機能も必要である。活性化の可能性の高い商店街である。


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