【戻る】
王寺町 駅前通商店街
ホームページ : なし
関連HP : 王寺駅前久度地区中央街区第一種市街地再開発事業
(王寺町HP)
平群町・三郷町・斑鳩町・安堵町・上牧町・王寺町・河合町
合併協議会
王寺駅前通商店街は王寺駅(JR・近鉄)の北側に位置し、JRの線路と平行するように東西に延びる。駅前通商店街は、東側から昭和橋商店街、駅前商栄会、西商店街と続き、西商店街の東端から北へ北新道商店会があり、この4つの商店街で構成されている。
JR王寺駅 |
王寺は古くから奈良の玄関口として栄えた町である。現在の王寺駅もJRの大和路線と和歌山線、近鉄の田原本線と生駒線が連絡するターミナル駅である。 |
|
駅前商栄会 |
Bブロック(西館) |
右側が工事中のAブロック |
昭和橋通商店街 |
北新道商店会 |
西商店街 |
現状の商店街は、4商店街で店舗数は相当数あるもの空き店舗も多く活気は乏しい。商店街にこれといった店舗もなく、他の商店街同様である。道路は自動車の通り抜けのためか交通量は案外多い。 王寺駅南側 現在の王寺町の中心地は駅南側である。イズミヤや上新電機などの大型店があり、商業ビルも多くある。国道25号線の南側に王寺町役場(庁舎)がある。ただ、国道25号線は交通量も多く役場前の3差路は渋滞が多い。 |
||
イズミヤ(GMS) |
上新電機 |
商業ビルが林立する |
王寺駅北側の再開発 王寺駅前久度地区中央街区第一種市街地再開発事業(通称名:九度地区再開発事業)は町村部としてかなり大きな再開発事業である。この背景には7町の合併計画が大きく影響していると思われる。7町が合併すると人口は約15万人となり橿原市を抜き県下第2位の都市となる。地勢や交通網から王寺が中心市街地になるだけに、それに相応しい都市開発を目指したのであろう。再開発は、住居、商業、サービス機能などバランスは良いように思う。 |
||
Aブロック(核店舗は西友) |
駅と再開発ビルの全景 |
河合町、上牧町、斑鳩町、三郷町などの周辺町は人口の増加が続き成長が期待できる。 王寺駅再開発が完了すれば、駅北側での交通アクセスも良くなり、奈良県の玄関口に相応しい中心市街地になろう。 |
ひとこと
現在工事している再開発事業は、商業施設、サービス機能、住居、道路計画を含めて近年では珍しいほど良く出来たプランだと思う。特に既存の商店主にとっては新しい商業施設に入居することは大きなチャンスとなろう。また、現在工事中のAブロック完成後、既存の商店街の再開発をしっかりと行ってほしい。旧態の商店街ではなく新たなショッピングモールを期待したい。
危惧する事は、仮に合併が完了したとしても、人口15万人に対して大型店舗やロードサイド専門店が多くあり、全体で見ればオーバーストアになる。また、住民の半数近くが大阪府等県外からの転入者であり、大阪への利便性が高いだけに消費流出がどれだけ抑えられるかが課題となろう。
【戻る】