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奈良県の小売系ホームページ その2

ホームページのタイプ

 運営組織(小売業・製造メーカー・個人など)やコンテンツ、とくにバーチャルとリアルの対応度によってタイプ分けしてみた。実際には分類わけは難しいが、自社・自店がどのタイプなのか、あるいはどのタイプを目指すかの参考になるでしょう。
 紹介させて頂いたホームページは、当サイトが勝手にタイプ分けしたものです。

 ●BtoBタイプ
   自社及び自社の商品をアピールすることで
商品供給・卸、もしくは出店依頼につなげるなどの営
   業戦略。または、消費者に直接販売もおこなうもの。製造メーカーや生鮮生産(農園)など。
    製造メーカー系 : 三輪そうめん山本  梅谷醸造元(醤油・みそ) シンコーアパレル
    産地直送系 : パンドラファーム(農産物生産・加工)  西室農園(産地直送)

 ●バーチャル専門タイプ
   実店舗がない、あるいは実店舗への来店誘発を狙わず、ネット通販を主体としたもの。製造メー
   カーから小売店、個人系のサイトまで業種の幅は広い。
    服飾雑貨・アクセサリー系 : GREEN PIERCING(ピアス) アデルコム(ブランド品アウトレット)
    製造メーカー系 : 山田製菓(米菓・あられ)
    個人系 : CRAYON HOUSE(手作りのドールと小物)

 ●バーチャル重視タイプ
   実店舗があるが、バーチャルでのネット通販を重視したタイプ。主に小売店系や個人の服飾雑貨、
   クラフト系など品揃えの差別化やオリジナリティを訴求できる業種に多い。
    服飾雑貨・宝飾・アクセサリー系 : 小柳時計店
    インテリア雑貨・クラフト系 : アジュール(刺繍・手芸作品)
    嗜好品 : プティアイランド(スリランカ紅茶)

 ●バーチャル&リアル両対応タイプ
   実店舗の来店誘発やギフト対応、バーチャルでのネット通販との両方を狙ったタイプ。知名度の
   ある製造販売企業や和菓子店、買回品の専門店などに多い。
    製造販売系 : 柿の葉すし本舗たなか きんかどう(和菓子)  
    買回品系 : リラックスリビング(家具インテリア) キタサイクル(自転車)  

 ●リアル重視タイプ
   実店舗への来店誘発や既存顧客への販促などリアル商圏を重視したタイプ。食品スーパーや
   最寄品の専門店、買回り品の家電や一般衣料品店などに多い。

   最寄品 : サバニー(食品スーパー)  ファーマシー木のうた(薬局)
   買回品系 : 中川電気(家電) 美和園芸  衣料のミスギヤHOMEPAGE 
    

ホームページの構成要素とその解説
 ホームページの構成要素で大事なものを解説する。商品の掲載などは必要不可欠なものは除く。
 実際には必要なコンテンツが不足しているホームページが多い。なぜ訪問されないのか、なぜ購入 されないのか、なぜリピートされないのか、自社・自店のホームページをチェックしてみよう。 なお、★は重要度を5段階で表示したもの。

 独自ドメイン ★4
   独自ドメインは非常に少なく、 267の内92であった。独自ドメインのメリットは、信用度、信頼度の
   他に、覚えやすさ、メールアドレスが多く使えるメリットもある。プロバイダーのメリットは、月額費
   用が安いこと、プロバイダーの会員ホームページに紹介してもらえることがメリットであるが、費
   用面でレンタルサーバーとそんなに違いは無くなって来ている。最初からレンタルサーバーと独
   自ドメインの方が遥かにメリットは大きい。

 注文方法 ★5
   通信販売の法規に基づく表示などネット通販の方法に関する詳細なコンテンツは不可欠。実際
   には不十分なものが多い。また、注文方法は、カゴ方式、フォームメールがベスト。これに、電
   話・FAXでも対応できれば万全である。カゴ、フォームメールのダメなものがかなりある。

 カウンター ★3
   実カウントかどうかは信用はしていないが、ある程度のバロメーターにはなる。また、運営者側
   からは実訪問者数が把握できるし、アクセス向上意識が湧くので設置することが望ましい。

 問合せメール・フォーム ★5
   絶対不可欠であるのが、問合せのメール・フォームメールである。ところが設置していないもの
   が案外ある。理由としては、関係の無い営業メールが来るとか、メールアドレスが少ないなどだ
   が、明らかな機会ロスであるし、信頼度は低下する。

 企業情報(会社概要など) ★4
   会社概要や店舗情報などは信頼感を得るような内容が必要。情報不足が多い。また、個人の
   サイトであっても自己紹介・プロフィールなどが必要。

 メールマガジン ★2
   定期的かつ購入履歴別に販促がおこなえるツールである。コストも低く、実施することが望まし
   い。最も応用の利く販促手法でもある。

 イベント・セール情報 ★3
   実店舗では、お買い得情報はサイトへの訪問回数を増やす=来店誘発に効果がある。バーチ
   ャルでも同様で、販促計画と連動させてホームページに組み込むべきである。

 掲示板、Q&A ★4
   顧客とのコミュニケーションツールであり、信頼度のアップや顧客ニーズの把握などに直結す
   る。顧客対応上、設置することが望ましい。

 関連情報、役立情報 ★3
   自社商品を使ったレシピや関連する情報などを掲載することで信頼感が高まる。

 リンク
 ★3
   直接的にメリットは少ないが、関連サイトへのリンクは必ず掲載したい。相互リンクを増やすこ
   とがアクセスアップに繋がるし、検索エンジンでの上位表示されやすくなる。



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