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 雑誌などをデジタル化するのが一番大変です。殆どがカラーでスキャンする時間はかかるし、ファイル容量は大きいと良いことはあまりありません。また、一つの記事が複数のページで構成されているものが殆どで
す。

デジタル化する場合
 スピードの速いスキャナを買いましょう。スキャン後、アクロバットでPDF化。これで決まりです。複数ページで構成されている訳ですから、PDFで束ねたらピッタリです。また、PDFですから汎用性は高いのも魅力です。
 OCRソフトの中には、OCRしたテキストを元画像の上にオーバーレイでき、PDFに書き出し出来るものもあります。しかし、まだまだ機能が不十分なためか思った通りの結果にはなりませんでした。
 私の場合、一枚ものでどうしてもという物は新聞スキャナ取りを使っています。

雑誌などはそのままクリアポケットへ
 まず雑誌を綴じているホッチキスをはずします。そして必要なページを中央の折り目にそってカッターで切ります。あと、クリアポケットやクリアファイルに入れる。これで終わり。あとは、ファイルボックスや書庫に上手く分類分けして収納します。多分これがベストではないかと思います。
 もうひと工夫するならば、記事の表題をエクセルでデータベース化しておけばOKかと。

絶対にデジタル化した方が良いもの
 ずばりチラシなどです。殆どの小売店では自店および競合店のチラシをストックしていると思いますが、その量は1ヶ月で相当なものになります。特に食品スーパーでは、週に2回位の頻度ですから。当然ながら凄い量になり、ストックするのにもかなりのスペースが必要です。結局、必要な時に探す時間がかかったり、見つからなかったりして、本部の販促担当との調整に間に合わないことも。また、誰かがどっかに持って行って無くなっていたりします。
 チラシのデジタル化は、ちょっと高価ですがA3サイズの高機能なスキャナを使います。解像度は高くなければならないので、スピードと画面の大きさが勝負です。大型スーパーやホームセンターなどの紙面の大きいチラシは分割してスキャンし画像ソフトでつなぎ合わせします。殆どの小売店や食品スーパーではA3サイズのスキャナであれば1回で片面のスキャンは完了です。
 あと、これをアクロバットでPDF化するだけです。大体、1か月分の自店舗と競合店のチラシであれば、CD-R1枚に十分収まります。つまり、12枚のCDに1年間分のチラシがストックできることになります。必要分CD-Rに焼けますので、各部門チーフに配布したり、本部の販促担当者に配布することができます。
 このチラシのデジタル化は外注しても十分にメリットがあるでしょう。料金は業者によって違うでしょうが、サイズ毎の単価×枚数になると思います。